堅調過ぎる米国株市場にもいよいよ景気後退が訪れるのだろうか
S&P500が誕生して今年で60年になります。下記サイトの「Birthday Calculator」では自分の生まれた日に1,000ドルを投資すると今いくらになっているのか計算出来るので、試しにやってみました。
http://us.spindices.com/indexology/djia-and-sp-500/birthday-calculator
その結果、46,308ドルとなりました!
って、凄いですよね!!僕の年齢である36年という長い期間をかけていますが、資産は46倍にも増えています。日本円で換算すると11万円が505万円まで増えていることになります(1ドル109円で換算)
日本株とは異なり、米国株は基本的には右肩上がりなので購入して、ただただ長期で保有するだけで資産を増やせる点が魅力です。
リーマンショック以後を見てみても圧巻のパフォーマンスです。
但し、トランプが大統領選挙で当選後は政策に対する過大な期待が株価を押し上げ高値圏にあるため、なかなか追加で投資をしにくい状況です。北朝鮮問題、政権内の内紛、人種差別問題に対する対応の悪さなどから先日から株価はようやく下落の兆しを見せましたが(結局すぐに回復するかもしれませんが)、未だ割高感は否めません。
株価が高いのか安いのかを判断するときに使われる基準の一つであるPERで現在の値と過去の値を比較をしてみようと思いググっててみたところ、下記サイトが見つかりました。
http://www.multpl.com/shiller-pe/
現在のPER:29.66倍
平均値 :16.77倍
中央値 :16.12倍
平均値、中央値ともに現在のPERに対して半分くらいなので、現在の株価はやはり割高と言える水準なのではないでしょうか。
次に配当利回りについても比較をしてみます。
現在の利回り:1.95%
平均値 :4.37%
中央値 :4.31%
平均値、中央値ともに現在の利回りよりも倍以上あるので、利回りの点からも現在の株価は割高と判断出来るのではないでしょうか。
ちなみに上記サイトを活用していながら何なんですが、サイトの内容に一点疑問があります。
冒頭に記載した通り、S&P500は今年で設立されてから60年になります。それだったら初年度は1957年になるかと思うけど、上記サイトに掲載されている資料には1800年代からの数値が記載されているのは一体何故なんだろう。
上記サイトを引用している投資ブロガーを3人見つけましたが、僕の疑問について触れている人はいませんでした。
まだまだ、金融リテラシーが低いので、株式投資については分からないことばかりです。どなたかこの疑問について分かる方がいましたら、教えてください。
それでわ!